すっくんです。
雨の日が続いていますね。。これぞ日本の梅雨。風物詩みたいなもんだ。
しかし雨も降りすぎれば災害なわけで、九州地区の皆様におかれましては甚大な被害を被っておられ、とても心が痛む報道が続いております。コロナウイルスもまだまだ収束の目途が立たない中で、とても過酷な状況下にあると存じております。微力ながら何かできないものかと日々考え、少しでもお役に立てるように行動したいと思います。
さて、東京ではまた5日連続で100人越えのコロナウイルス感染者が出ていますが、何となくの街の雰囲気、周りの人々の雰囲気をみているとコロナショック以前の雰囲気に近いづいている印象です。
だから感染者も増えているのだろうし、良いか悪いかは別として(^^;
それでも、感染症対策はばっちりするとして、スポーツ観戦や映画などが少しづつ開放されていくのはうれしいことです。娯楽って本当に大切なんだなとしみじみ思います。梅雨が明けるとこれからますます暑くなっていくわけですが、そうすると需要が出てくるのがホラー作品ですよね!好みが分かれるところですが皆さまはどうでしょう?
今回ご紹介させていただく小説は【ゴーストハント】読んで字のごとくお化け退治のお話です。以前、【ホーンテッドキャンパス】という小説について記事を書いておりまして、なので暇すぎ店長はホラー割と平気です。そしてこの【ゴーストハント】はそれほど、いや全く怖くありません、、、これだと語弊があるのかな?
読んだ後夜ひとりでトイレに行けない!、、、なんてことになりません!(笑)
新感覚のお化け系小説だと思いますので気になる方は是非このあとの記事最後まで読んでいってください!
概要とあらすじ
取り壊すと必ず事故が起きると噂されている木造の旧校舎。高校1年生の麻衣はひょんなことから、調査に訪れた〈渋谷サイキックリサーチ/SPR〉所長・ナルの手伝いをするはめに。彼女を待っていたのは、身も凍るような謎の現象だった。旧校舎に巣食っているのは戦没者の霊か、それとも——?
引用;KADOKAWA文芸WEBマガジン
【ゴーストハント】の著者は「小野不由美」さん。小野さんの本を読んだことは今までなかったのですが、彼女の代表作ともいわれる『十二国記シリーズ』はアニメ化もされていて有名ですよね!あと数年前に竹内結子さん主演で映画化された『残穢』も小野さんの作品だったそうです!もともと心霊系にご興味があった、関心が深い方なのかもしれませんね!
この【ゴーストハント】は『悪霊シリーズ』と言われていて、最初はライトノベルで世に出たみたいですね!その後漫画、アニメと媒体が広まっており、私のようなにわか読書家は失礼ながら知らなかったのですが、とにかく名作です!
読んでみて
私が知っているホラー系の小説とは明らかに異なります!お化けが出る旧校舎、この霊をはらうために好調が様々な霊能力者、いや事業者に依頼をかけ、彼らが一堂に会します。巫女さん、破戒僧、エクソシスト、そして心霊現象調査事務所。
この物語の面白いところは、いかにもインチキくさい職業の面々が集まっているのに、彼らは依頼対して、”本当に心霊現象が原因か?”という疑い、調査から入るところなんです。なんかリアルじゃないですか?もし、自分が心霊現象で悩んでいわゆる業者に依頼したとして、「悪霊を感じます!すぐに除霊しましょう!」と言われるより、「本当に霊によるラップ音かまだ分からないので、ひとまず音声分析しましょう」のほうが信頼できる気がします(笑)
つまりこの小説の主人公は、心霊現象と言われる事象を科学的に、機械的に分析し、解決に導く事務所とこれに巻き込まれる一般女子高生で、幽霊に科学で向かっていく人間たちの物語なのです!
主人公が科学を武器にしているといっても、幽霊の存在自体を否定しているわけではありません。先ほど巫女、破戒僧、エクソシストも登場すると触れましたが、彼ら事態もインチキではなく、しっかりとした知識、経験をもったキャラクター達で彼らと意見の食い違いがありながらも、「心霊現象が存在する」ことは肯定しながら議論を交わし、真相究明に向かいます。彼らが出る心霊、除霊知識は聞いていて勉強になりますよ(笑)これもこの小説を飽きさせずに読ませる大きなポイントかもしれません。
【ゴーストハント】は全6巻ありまして、この記事は1巻のみの内容です。2巻以降どのように話が展開していくのか今から楽しみです。また読んだら記事にしたいと思っております。