社会

日本国には実は最強の「影の内閣」があるのです【史上最強の内閣】

すっくんです。

新型コロナウイルスまだまだ不安ですね~                      最近テレビを見てもコロナ、コロナ、コロナ、いやいや進捗が気になりますから報道されていること自体は有難いんですがね?                         コメンテーターさんみんなが政府批判しかしない!いやいや批判されるのはいいんですがね?あまりに皆さん同じ事しか言わないからどのテレビ見ても同じ番組にしか見えない…不満しか出ないのもストレスの影響なのですかね( ノД`)シクシク…

とはいえ、今の政府に疑問や頼りなさを感じているひとも多いのではないでしょうか?  今日ご紹介する本はもし今の内閣が二軍で、頼れる本当の内閣がいたら?というお話です!!

【史上最強の内閣】あらすじ

著者は室積 光さんの【史上最強の内閣】。この方の書いた小説はこれが初めてだったのですが難しい表現もなく主要登場人物が個性的且つコミカルに描かれているのでとても読みやすいです!ページ数も本編が300ページ程度でスピード感のある内容なので一日で一気読みしてしまいました!

物語の舞台は2008年頃の日本(登場する首相のお名前が当時の首相のお名前と似ているのです(笑))。政権交代が続き国内の統制もままならず、六か国協議も中断したところです。とある国が日本に向けた中距離弾道ミサイルに燃料注入を開始したとの知らせが内閣に舞い込むことから始まります。あろうことか内閣総理大臣は自らが開いた緊急記者会見で「事ここに至りまして、事態は私どもの能力の限界を超えました…」        「私たち内閣はいわば二軍でありまして日本国には実は『最強の内閣』があるのです」

他国からの日本へ向けたミサイルの発射までの時間はわずか!日本の行く末は『影の内閣』に託されるのです!

読みどころ

この本の読みどころポイントは以下の3つ!

1.実在の人物?に似た登場人物

2.大胆そして痛快な外交政策

3.こんな内閣だったらいいのにな、『影の内閣』

これら3つのポイントが政治という固い内容を極上のエンターテインメントにしているような気がします!総理大臣”浅尾一郎(アサオイチロウ)≒アソウタロウ?(笑)”が登場したり、敵国の諜報員をメディア露出させタレント扱いしたりですね(笑)

しかし何といっても 3.こんな内閣だったらいいのにな、『影の内閣』です!荒唐無稽な行動を起こし、フィクションらしくすべてがうまくことが運びすぎな感じも受けますが、日ごろ私たちがニュースを見て「なんでもっとガツン!っと言ってくれないんだろう!」と思うようなことを他国に示す描写がなんとも痛快なのです!

まとめ

冒頭からくどいですが、新型コロナウイルスいつまで続くのでしょうか。コロナとの戦いのなかで各国首相、日本では各道府県都知事の支持率は上がっているようですね。しかしながら日本国民として国のかじ取りを担う政府には不安と不満を抱き続けている人のほうが大半なのではないでしょうか。

『史上最強の内閣』は我々が求める強気なそして本当に強い信念と行動力を伴った仮想にして理想の『内閣』のお話です。現内閣や政治家、評論家の皆さんはこんなことできるわけがないと笑えてしまう内容なのかもしれません。しかしこの「本」の中では”理想”をもとめ”妄想”を膨らますことができます!家に閉じこもらなければならない今、たまったストレスを読書で吹き飛ばすのはいかがでしょうか?

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当サイトでは暇な会社員すっくんがこれまで読んだ小説、雑誌、漫画や、大好きなビールと腕時計について気ままに紹介していきます。